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2010年 06月 04日
ルノワール展
今 大阪中之島の国際美術館で ルノワール展がひらかれています

以前 ここで開かれた ルーブル展 の時から ルノワール展のお知らせポスターが
ありましたので 心待ちにしていました

ルノワールときくと 私は 
2004年にいった南フランスへの旅で訪れた
ルノワールの家を思いだします

保存してあったルノワールの家で撮影した
写真のすべてを使って今回 もう一度 アルバムをつくってみました
 
このころ使っていたデジカメの電池容量が少ないのが気になり
今のようには なんでもかんでも 撮影していなかったみたいです

なんせ 6年前です
ブログもまだ初めていませんでしたし ブログをもつことも
いまほど簡単な感覚じゃなかったので ただの撮影で
ブログ目線じゃありませんから 簡単にさっとって感じです

デジカメも世の中も進歩しましたが
ルノワールの家の様子は今も きっと変わっていないとおもいます

南フランスの輝くような日差しの中での訪問でした
このあふれる光に誘われて 大勢の印象派の画家たちがやってきたのです

セザンヌ・ゴッホそして ルノアール

セザンヌのアトリエは ほんとうにアトリエが中心の建物でしたが
ルノワールは 家族と暮らす大きな庭のある明るい家の南側にアトリエがありました

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家の中は こんな感じです

6年前の 母と姉の後ろ姿も!
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家の中は 自由にみてまわれ 壁にはルノワールの描いた家族の
肖像画や写真が飾ってありましたが 
残念ながら 詳細に写真に収めていませんでした

トイレをつかったことだけ覚えています(笑)
記憶は あいまいになってきますから
今なら もっと撮りまくっていたでしょう~

さて 家のまわりの庭はとても広く
この家の敷地の広さを確認することはできなかったぐらいです
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庭の管理が行き届いていて 花が咲きみだれて美しかったです
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上の写真の昔の馬小屋兼使用人小屋は 今は土産物屋さんになっていますので
ここで 日本語バージョンの画集をかいもとめました
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「The renoir Museum」とかかれたパンフレットは英語バージョンでした
大人は3ユーロ(2002年から)子供やグループなら1.5ユーロで お安いです

思い出多いこの画集をもって 「ルノ。」展にいってきました

今回は いつもの入り口とは違う所からはいると 違う景色に出会いました
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さて 大好きなルノワールの画集にある絵と出会えるでしょうか?

この画集の写真と 公式HPからお借りした写真で
私なりのアルバムをつくってみました

まず 画集の中にあった
画塾に通っていたころの風景画を 実際に みることができました

これと印象派として 成功を収めたあとに
ベニスにいったときのものは 同じような風景画でも まったく違い色彩豊かです
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この画塾で知り合った モネとルノワールは ともに 同じ題材で
一瞬の輝きを カンバスにとどめる 画法を生み出しました

でも当時のアカデミーは 絵の具の跡が残らないように描くのを大切にしていた
古典的な油絵とちがって 印象派の画家たちの 筆跡の残る描き方を認めず
だらしのない絵と酷評されたといいます

でも この時期の絵は 今では評価の高いものとなっています
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モンマルトルの丘の上にあった カフェに大きなカンバスを
友人たちと運び 画架を立てて描いたといわれる
ムーラン・ギャレットの絵 友人たちに囲まれて
描いた舟遊びの絵 実際にみてみたかったですが 今回は展示なしでした

始めは認められなかった印象派の画家たちでしたが
やがて 少しずつ この画法は受け入れられていき
1879年のサロンで成功を収めたルノワールのもとには
肖像画の注文が相次ぎますが それ以前の肖像画のモデルの多くは
親しい友人やごく一部の蒐集家たちに限られていました

出版をしていたジョルジュ・シャルパンティエに出会い
彼の夫人と子供たちの肖像画の依頼をうけたおかげで モンマルトルに
家をかり 次々と名作を残すことができ あこがれのドラクロアの絵をみに
イタリア旅行まで いけるようになりました
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日常のさりげない瞬間を題材にしているのがルノワールです
上の絵の 犬を抱いている少女は 後に夫人となるアリーヌです

ルノアールは イタリア旅行から帰ったあと ラファエロの絵に刺激をうけ
それまでとは 違う 輪郭のはっきりした絵をかくようになった時期があります
その時期にかかれた 夫人のアリーヌと息子ピエールの絵です

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左の絵と同じポーズの塑像もあって ルノワールも いろんなことに挑戦したようです

ルノアールの絵の主人公は 女性ですので
その絵には 当時の パリのファッションが 現れています

特に 帽子には こだわっていたようです
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今回展示のあったレースの帽子の少女は 本当に優しい色使いの絵で
同じ帽子をかぶった少女の絵が他にもありました

ダンスをする人たちの絵は 3枚かいています
今回の「ルノ。」展には ボストン美術館のものがありました
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大きな絵でしたので やはり実際にみることができよかったです

美しい婦人の絵が2枚 実際にみてみると その柔らかい表現にうっとりします
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ルノワールは 女性の裸像にも 強いこだわりをもっていましたので
沢山の裸婦が 浴女として描かれていて 下の二つのうち
ポーラ美術館のものが 展示されていましたが 随分大きな作品でした
この作品は 赤外線とレントゲン調査が行われて 女性の髪は
始めは 左の女性のように 長く垂れていたのが アップスタイルに
描きかえられていたり ふとももが 太くなっていたことが 判明したそうです
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ルノワールは女性の臀部がしっかりしているのが好みだったとか・・・
なので 写真と違って 自分の好きなように描ける絵画で
理想の女性裸像を描いていたようです

画集の作品の色と比べて 実際にみて まったく違うのに驚いたのは
ポスターにも なっている イレーヌの絵でした
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1841年生まれのルノワールは 60年の画家人生の中で 
幸運にも 画家としての名声も得て 勲章も授かりました

しかし晩年は リューマチを患い 私がいった南フランスのニース近くの 
カーニュの家で療養生活をしながら暮らし 生涯で六千点の絵を残しました

その時には もう手が不自由になっていたにも関わらず1912年の 
その死の間際まで創作活動をしていました

印象派に行き詰って古典的な絵にいったりと いろいろ変化したルノワールですが
晩年の彼の作品は プロバンスの光にあふれ
美しい色の調和で彩られ 軽い筆使いのものが 多かったそうです

彼は生前から
「絵は みて 楽しくならなければ ならない」といっていたといいます

確かに 私は 優しい雰囲気の絵の数々をみて 
幸せな気分の2時間をすごすことができました!

記念にかったものも ご紹介~
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6月27日までやってます

カテゴリーの中の「マイ美術館」で 他の美術展の記事もありますので
絵画好きの方は よかったら お訪ねくださいね!
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by banban0501 | 2010-06-04 06:54 | マイ 美術館 | Comments(33)

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2009年 10月 01日
兵庫県立美術館 だまし絵展
日中は まだ暑い日もありますが もう すっかり秋です

秋といえば 芸術の秋ということで・・・・

兵庫県立美術館へ「だまし絵」展をみにいってきました
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安藤忠雄さんの設計による この美術館もできてもう 8年になり
入り口の壁には 蔦が随分と伸びています
建物の外壁は コンクリート打ちっぱなしですし 石垣にみせたような
部分もありますので しっかりと 蔦は食いこんでいます
どんどん 伸びて ガラスの壁にも・・・・よく見ると吸盤が!
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ツタは茎のあちらこちらから伸びている まきひげの先端が吸盤になって
建物などを基盤にして付着しますが 5枚の緑色の花弁を持つ小さな花をつけるそうです
いつも どうやってくっつくのか興味があったのですが ガラスのおかげで
裏側からツタがどのようにして へばりついていくのか 観察できてしまいました

さて 今回の展覧会のポスターにも使われた ジュゼッペ・アンチンボルドの作品です
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遠目で観た時に変わった絵だとおもっていましたが よく見ると 果物と野菜で
人物画を描いていました
ある研究によると この絵を顔だと 認識しても 脳に損傷がある人は
野菜を認識できないとか・・・そういう研究対象にもなっているそうです

アンチンボルドは この絵の他にも 様々な魚をモチーフにして人物画をかいていました
魚の方は ちょっと不気味でしたよ~

日本でも アンチンボルドのような絵があります
人間の顔を 人間で描いてあったり 猫で 鬼のようなものを描いてあったり・・・
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人間の裸体で 顔をかく発想は アンチンボルド以上だとおもいませんか?
鼻が 人のお尻だなんて ホント 驚きです

その他にも 掛け軸の表装まで絵でかいてしまって
絵から 絵が飛び出したものを描いて 遊び心いっぱいのものが・・・
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人々を驚かせるのが目的で描かれた壁にかける絵画があります
大航海時代 さまざまなものを収集するのが 自慢であった人々は
それを 部屋に飾るだけでなく 絵にも描いてのこしていました
そんな作品を 以前 やはりこの美術館で開かれた 「静物画展」でみましたが
それを もっと 面白く描いて 訪れた人をびっくりさせようとしていました
それは 画家たちの腕の見せ所でもあったようです
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昔の家はそんなに明るくありませんから
こんな絵が壁にかかっていたら そこに 棚があると思ってしまうかもです

このような 棚だけでなく 当時 レターラックとして利用されていた ベルトでも
同じように だまし絵を描いて 壁にかけて 楽しんでいたようです
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上の写真の中のインコのように 狩りでとらえたものをはく製にして
また それを絵の中に描いて 壁にかかっているように思わせて 楽しむことも流行りました

もっと 変わったものを描く人々もあらわれていきます
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このように 観た人をおどろかせる絵画は 現代にも引き継がれて
立体的になっていった 面白いものがありました

下の絵の黄色く印をした形が3つ飛び出した状態の台形の表面をキャンパスにして
水の都の建物と運河が描かれています
パトリック・ヒューズ 2008年の作品です
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この絵の前では 何度もいったりきたりして その変化を楽しむ人がいっぱいです

「アナモル・フォーズ」と呼ばれる手法の絵は
平面にかかれているものは まったく何の絵かわかりませんが
それを円筒形の鏡に映してみると 何だかわかるようになっていて
当時の人が おもしろがって 多くの作品がのこされました

横からみた時と 正面からみたときに違うものが描いてあったり
平面に描かれた絵なのに どうみても 立体的にみえてしまう絵や
写真なのか 絵なのか まったく区別がつかない絵
近寄ってみても絵なのか 本物なのか 疑ってしまうような 絵などいっぱいです

名画を鑑賞するのも いいですが
だまし絵を観ている時間は 本当に楽しいひとときでした

絵の前で しかめっつらをするよりも
わぁ と歓声をあげて楽しむ絵の分野があってもいいですね~

世界各地 日本各地の 美術館や 個人のコレクションから集められた
古今東西の面白い絵画の数々を 一度にみれる いいチャンスでした

11月3日(祝)まで やっています

美術館へ行く前に ちょっと贅沢して 神戸吉兆さんでお食事!
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食欲の秋 芸術の秋でした!
そうそう~
美術館入館料1300円ですが 当日最寄駅で買うと 1100円と200円お得になりますよ~
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by banban0501 | 2009-10-01 06:36 | マイ 美術館 | Comments(18)

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2009年 08月 30日
大阪 国立国際美術館のルーブル美術館展 
今 京都と大阪で 二つのルーブル美術館の所蔵品を展示している
展覧会が 開催されています

東京で開催されていたものが 京都と大阪にやってきたのです

京都は 岡崎の 市立美術館で 17世紀のヨーロッパ絵画の展示で
フェルメールやレンブラントなど おなじみの画家の作品をみることができ
連日 大盛況のようです

京都までは ちょっと遠いので 気軽にいける大阪の方の展覧会にでかけてみました

会場は 大阪駅から歩いて20分 中之島の国際美術館です
市立科学館の隣の敷地の地下部分に美術館をつくってしまったユニークなものです
もともと国際美術館は 大阪万博の後 その博物館だった建物を
美術館として 使われていたそうですが 老朽化のため
中の島へ 2004年に引っ越してきたものです

万博公園は いくには 不便ですから 引っ越して正解です

この美術館は科学館の隣にあっても 美術館の建物はなく
地上には エントランスのガラスのモニュメントがでているだけです
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このガラスの建物をみると ルーブル美術館のガラスの入り口をいつも連想します
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もう 10年以上も前の夏に初めての海外旅行で オランダ・ベルギー・フランスと
ツアーでいったことがありますが
大胆にも 最後 パリだけは 帰国するツアーの方々とホテルでバイバイして
私たちのグループ4人だけで ルーブル美術館へいくために延泊したことがあります

前日にツアーのバスでルーブル美術館の前を通ったときに 炎天下
すごい 入館を待つ長蛇の列が 入り口である三角錐のガラスの前にできていて
驚いて さて どうしたものかと 考えてしまいました
(当時はデジカメを持ってなくて その時の写真がアップできなくて残念です)

ガイドさんに ツアーの客は必ず地上から
入らないといけないそうですが個人なら
地下鉄に乗って ルーブル美術館前で 降りると 地下からの入り口があって
そこからいくと 並ばなくてもいいと教えてもらい
大胆にも 私たちだけで その方法を実行してしまいました

地下鉄に乗るのもドキドキでしたが 地下鉄を降りてからも大変

当時のフランスは 英語では 何も通じません
ルーブルの地下の入り口を 探して ウロウロしていたら
モップをもった 清掃夫の男性が 私たちに近づいて何か言っています

フランスがわからないのですが どうやら ルーブルへ連れていってくれると
言っているらしいので 彼の後をついていったら そこは入り口でした

もちろん チップを渡して彼とは バイバイしましたが・・・・

その入り口には チケットの自動販売機があり 荷物のセキュリティチェックを
通り抜けると 頭上に あのガラスの三角形があり 少しも並ばずに入館

というとても ラッキーな入場をしたことを思い出します

そんな入場をしたので 夕方まで時間はたっぷりありましたが
とても とても 一日で見回れる規模では なく
まるで 迷路のような 美術館の中を お目当てのもの
ミロのビーナス ナポレオンの戴冠式 レンブラントの自画像
ドラクロアの民衆をひく自由の女神 そして モナリザ などなど
をみるのが 精一杯でした

広すぎて 部門が 多くて 関連性もなく ただただ 歩きまわったって感じでした
これにこりて NYのメトロポリタン美術館にいったときは
ガイドツアーにしたぐらいです

今回 大阪のルーブル展は この膨大なルーブルの所蔵品を
部門の壁をこえて 「こども」に焦点をあてて エジプトの昔から 18世紀ごろのものまで
絵画 彫刻と 様々なものが展示されていて とてもスッキリと鑑賞できました

地下3階まで 降りて 入り口で音声ガイドを500円でかります
メットのガイドツアーの一人4000円に比べたら 安いものです

この展示ブースは7つにわかれていて 始めのブースで私の目をひいたのが
牛の角をつかったような 哺乳瓶 紀元前1500年ぐらいのもの
へ~ やっぱり こんなものも 必要だったんだ!

授乳をする母子像が たくさん見られました

二つ目のブースでは 子供の日常生活がうかがえるようなものが展示されていて
ゲームや おもちゃ 赤ちゃんのガラガラ 関節が動く お人形
そして 教育には 熱心だったのは昔も同じで 勉強のための文字盤などもありました

印象に残ったものを 図録からご紹介です
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3つ目は 昔はやはり 子供の死は避けられないものだったようで
子供を思う 親の心が 伝わるようなものが 展示されています

特に目をひいたのが ルーブルの唯一の子供のミイラの所蔵品でした

小さな棺の中のミイラは 5歳ぐらいの子供のような背丈で
子供のために 作った 棺は やはり見ると辛いものがあります

4つ目のブースには 子供と家族の肖像画が たくさん
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貴族の子育ては 男の子は 6歳ぐらいになるまでは 
女の子のように育てるのだとかで 少女のようですが 男の子です
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5つ目は古代の宗教と 神話の中の子供たち
子供の神様は 髪は片側に三つ編みをしているのがシンボルなので
そんな 像が たくさんありました

6つ目はキリスト教美術の中の子供
つまり イエスと聖母マリアが 主題となった 聖母子像が中心になります
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キリストの他にも モーゼや ヨハネの子供時代の絵画もありました
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7つ目は空想の中の子供ということで 愛のキューピット アモールが
たくさん 登場する美しい絵がたくさんありました
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子供にテーマをしぼることで 沢山あるルーブルの所蔵品が
普段はかかわりの薄い ルーブルの各部門が 横の連携を
もって 協力できた ことが ロワレット ルーブル美術館館長の悦びだと
新聞には 書いてありましたが
本当に 見る側にとっては ありがたい展示方法だと思いました
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紀元前の大昔から 子供を題材とした 作品は 家族の慰めになったことが
よくわかる 展覧会だったと思います

人ごみの間から見るのではなく ゆっくりと2時間もかけてみることができよかったです

同時開催されている やなぎみわ さんというアーティストの写真展
「婆々娘々(ボーボーニャンニャン)」も とっても 面白かったです

女性の目で 老婆と娘をシビアなシチュエーションの中で観察していました
添えられた言葉も 意味深長です

9月23日(祝)まで やっています(ただし月曜日は休館日です)

ところで・・・・

8月30日は 衆議院議員総選挙でした
多くの人々の判決?が現与党にくだされ
自民惨敗との審判でした

しかしABCの選挙ステーションの8時1分の速報 民主315 の予想には
正直 びっくりです(実際は もう少し 数は減りましたが・・・)

出口調査 私も一度うけたことがあるんですが
投票所の中ではなく 建物の敷地の外で報道の人がまっていて 
「誰に投票しました?」とズバリきかれますし たいてい正直に答えてしまいます
その結果を すぐに集計するようです

日経新聞をみたら 全国300選挙区で男女合わせて28万人強を対象に
一つの選挙区の出口調査は
平均 936人の人を調査した結果だと書いてありました

出口調査って すごいですね
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by banban0501 | 2009-08-30 11:32 | マイ 美術館 | Comments(20)

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2009年 01月 30日
ウイーン美術史美術館の静物画展
以前ムンク展をみにいった兵庫県立美術館へ
ウイーン美術史美術館展をみにいってきました

いいものを見る前に ちょっと贅沢なランチも!
あの 有名になってしまった「吉兆」さんですが
ここは つぶれた船場吉兆では ありません
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3600円の季節の点心が人気でした
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ランチ時間に お客さんは 5組って さびしいかも?

さて 兵庫県立美術館前の大きな道路をまたぐ形で
遊歩道がありますので 遊歩道をそのまま歩いていくと
2Fからも はいれます
その入り口から1Fへの長いスロープで 面白いものを発見しました
小学低学年の子供たちのテープをスロープに張り付けた作品です
制作の様子も写真で紹介されていて なかなか いい試みでした
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ウイーン美術史美術館は おもに ハプスブルグ家の
400年間の所蔵品を集めた美術館です
そのコレクションの中の16世紀 17世紀の静物画を中心とした今回の展示です

スイスの小さな豪族であったハプスブルグ家が
政略結婚を推し進めて どんどん領土を広げて 巨大な帝国になっていったのですが
その栄華を象徴するように 交易で得た 様々な国の様々な物を 
当時の王族や貴族たちが絵の中に 閉じ込めて 楽しんでいたようすがわかります

絵をみていくと当時の画家たちが 何に興味をもったか
貴族たちが 何を描くように 画家に要求したのかもよくわかります

貴族の趣味でもある 狩りでしとめた獲物を描いたものも沢山!
内臓を取り出して 獲物をぶら下げたりしているものも

こんなものまで 絵にして残しておきたいなんて・・・

注文通りの静物だけを描くだけではなく 画家の視点で
面白いとおもったものも たくさん描かれていて なかなか面白いです
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浮気現場の男女の姿と それを 物陰からみている第三者がいる風景などもあります
その主題よりも 私たちの目は そこに描かれた様々な
家財道具 農機具 食べ物 食器 をみごとに表現している画家の技術に驚かされます

木 金属 ガラス 布 植物 動物 これが描き分けらなければ画家ではないですね

そんな すごい技術を
県立美術館が提供してくれる写真で お楽しみください
これは 出口においてあるPCで自宅におくった画像です

花束を描いた作品がたくさんあります
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この花瓶には なんと25種類もの花が描きこまれています
また 実際には このように花を花瓶にいけることは 不可能です
ですから みたままを描くというよりも まるで 図鑑のように
いろいろな花を描き込んで 居間に飾って楽しむための絵なのです

ですから果物市場も同じです
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奥に描きこまれた花瓶もあり得ないもの
手前に ふんだんに描きこまれた 果物や野菜は
この時代の豊かさの象徴です

それにしても 美味しそうに描かれています

果物や花だけでなく リュートをはじめ 世界中から集められた
珍しい楽器や ものを 描き 居間にかざって楽しみます
リュートを描いた作品が このほかにも沢山ありました
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展覧会場の休憩室で 上の絵で裏向きになっている
リュートの音色を楽しむことができますよ

この朝食図にも 面白い展示方法をとってくれていました
この絵とまったく同じように 描かれたものを
実物そっくりに作ったロウサンプルで 同じ配置でおいてくれています
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それをみてわかったのですが このお盆は パンの上に
斜めに立てかけられているのです!

ひとつひとつの質感の表現が 素晴らしいので びっくりです

なにげなく 置かれている懐中時計に注目です
時計には 意味があります
今 どんなに美しいものであっても また
どんなに繁栄していても 時の流れとともに
いつかは 衰退していくもの それが摂理であるという意味をこめて
この絵のように さりげなく 時計を描いた作品もたくさんありました

ただ 静物をそのまま描くだけでなく 見ている人への暗示をこめて
画家が いろんなものを絵の中に描きこんでいるのが とても面白いです
下の絵のように
豪華なものと一緒に どくろも描かれるのは 人の生と死を意味しています
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羽の生えた女神は繁栄の中心 ハプスブルグ王朝を指さしていますが
この絵がかかれた時には ハプスブルグ家は 滅亡にむかっていました
この画家は 頼まれて描いた絵の中にメッセージも込めています

こうした 貴族の要望に応じて 様々な絵を描いた
画家の中でも 有名な ベラスケスはハプスブルグ家の宮廷画家でした
姻戚結婚ですでに嫁ぎ先に決まっていたスペインのマルガリータ王女の
お見合い写真的要素のある 3歳の時のマルガリータです
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この絵は最後の部屋に展示されていて
それまでみていた 絵が 写真のように とても緻密に描かれていたのに対して
このマルガリータの絵は肖像画ですので うんと筆致が大胆で驚きますが
離れてみてみると 見事に バラ色のレース模様がうかびあがります

ベラスケスはこのマルガリータ王女の絵は他にも5枚描いています
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マルガリータは従兄弟にとつぎ 4人の子供をもうけて 21歳で亡くなっています
この美術館展出品の絵の中のマルガリータが一番愛らしいですね~

ベラスケスは 王族の肖像画をかくことが多かったそうですが
その技術をもって 描きたい絵は 他の画家たちのように
いろいろ あったのかなとも思います

画家の様々な手法を みることができ 興味深い展覧会でした
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by banban0501 | 2009-01-30 07:18 | マイ 美術館 | Comments(10)

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2008年 09月 12日
佐伯祐三展
大阪市立美術館佐伯祐三展をみにいってきました
この美術館は大阪の南 天王寺公園内にあります
小高い丘の上にたつ美術館から前をみると 通天閣もみえ
通天閣から この美術館あたりをみると
背後に大きな池がある こんもりした森になっているのがわかります
この森の部分が 茶臼山古墳と「慶沢園」という庭園になっていて
この庭園も 古墳も もとは住友の土地であったのですが
1925年に美術館を建てる約束で大阪市に寄贈されたそうです

天王寺公園内は 昔は
ホームレスのたまり場で 大音響でカラオケをする声など聞こえ
それは それで 面白い場所だったのですが 150円の入園料をとることで
嘘のように整備されてとても 綺麗です
日本で3番目に古い 天王寺動物園とともに 市民の憩いの場所となっています 
美術館 動物園にいくだけなら 入園料なしの道があります
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住友家本邸のあった場所に建てられた美術館は
1936年に開館したことからもわかるように 
建物内部はとてもクラシックで 近年地下展示室も増築されたときに
綺麗にお化粧なおしされていながらも 昔ながらの美術館の良さをのこして
落ち着いた雰囲気です
収蔵品も多くあり とくに東洋美術の収蔵品はとても多く
常設展は 300円でみれます

さてこの美術館の特別展が 佐伯祐三展だったのですが
佐伯祐三は パリの街並を描いて わずか5年ほどの間に
500点以上の多くの作品を残しました
しかし 結核のために
パリで 30歳で死をむかえてしまった 画家です

彼の写真と 東京美術学校を卒業するときに描いた自画像です
写真の雰囲気がそのまま絵に表現されています
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学校を卒業後 実家の援助をうけて 
同じ大学で しりあった 妻 米子さんと パリに勉強にいった直後
自信をもって描いた 裸婦の絵を
フォービズムの巨匠ヴラマンクにみせると 
「この アカディミック!」と 酷評されてしまうことから
佐伯祐三の 苦悩が 始まったそうです

その酷評された 裸婦の絵も展示されていましたが
私には 「アカディミック」と言われる意味すら わかりませんでした(笑)

一時期 すっかり自信をなくした佐伯でしたが
ユトリロの影響をうけて 好んで パリの街の風景を描き
彼独自の 作風を築きあげていきます

代表的作品の中で 私が きにいった絵です
画面の中で描かれる 広告の文字や イスやテーブルの面白さが
彼の絵の特徴のようです
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佐伯は メニエル氏病を患っていたとかで なんとなく
傾斜しているのが また いい雰囲気になっています
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一か月分の仕送りで買ってしまった人形の絵ですが
この絵は 完成途中のようにも みえます
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佐伯は とても 速筆の画家でしたので その制作過程は
ちょっと 普通の画家とは 違っていたようです
現場で描いたのだという説や 現場では持ち運び可能な大きさのキャンバスにかいた
下絵までで本格画は アトリエで 描かれたとか いろいろ言われています

なぜ いろいろな説がでたのかといえば
最初発表された 彼の作品には デッサンや下絵が ほとんどなかったそうです

ところが 没後 70年もたってから
100点以上の 佐伯祐三の作品が発見され
その中には たくさんの デッサンや下絵が 含まれていたことから
それまでの 作品の真贋問題が 浮上したという
いわくつきの画家になってしまいました

はじめに発表されたパリ時代のものは 妻の米子が
売れる絵にするために 加筆して 売った絵と 言われていて
のちに発見されたものは 佐伯自身が 米子から離れ
死をむかえるまで すごした友人のアトリエで制作したものや
自身が所有したままだったものだとされています

佐伯は 最後は 精神を病んでブローニュの森で行き倒れていたところを
保護され 精神病院へいくことにもなるのですが
なくなる前に 金銭的援助をうけパリで世話になった日本軍人に
その対価として送ったものが のちに発見された 絵となるわけです

佐伯がなくなってから70年もたって その絵を贈られた軍人の
遺族が倉にあった絵を住んでいる市に寄贈しようとしたのですが
この時点で佐伯の絵には 億という値段がついていましたので
新たに 100点以上の絵がでてきたことは 大問題です

そんな事情から真贋問題がでてきたというわけです
一時帰国したときに アトリエをもった下落合の風景は
佐伯のオリジナル作品であることは 間違いないのだそうですが
パリ時代のものには 米子加筆の疑いのものもあるそうです

こうなると どれが 本物なのか だれのいい分が正しいのかも わかりません

亡くなる前は 絵筆も握れない状態だったそうですが
友人には かねてから 
「30歳で死ぬだろうから 残された時間がないから 
死に物狂いで描かねばならない」といっていたといい 
絵筆をにぎることのできた最後の三か月で100点の絵を仕上げたそうです

最後の展示室には このころの作品があり
有名な「郵便配達夫」の絵もあり圧巻でした

佐伯が結核で他界して2週間後には やはり結核で
幼い娘が なくなってしまい 米子さんは 二人の遺骨をもって
帰国したそうです
なんだか 悲しい 画家です

神様から 与えられた才能を 一瞬に開花させて
夭逝していった画家なのだな・・・と思うと ちょっと切ない気持になりました

10月19日までの特別展です
真贋問題は さておき 建物と広告の文字がおどる佐伯のモチーフは
とても ユニークで 彼独特の世界を楽しめます
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by banban0501 | 2008-09-12 17:00 | マイ 美術館 | Comments(14)

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2008年 04月 26日
マリー・ローランサン展 サントリーミュージアム
マリー・ローランサン展をみに 大阪港に面した
天保山にある サントリーミュージアムにいってみました
入るとすぐに 気がつくのですが コンクリート打ちっぱなし建築で
設計 は 安藤忠雄さんです
1994年 に海遊館の横にできました
地上9階の部分と レストラン部分の1階と地下1階 の建物です

安藤さんの コンクリート壁面そのままの内装は
内装の左官やクロス工事がいりません
でも施工技術は案外難しくコンクリートを表面をきれいに固めるために
施工業者は いろいろと工夫をされるときいたことがあります
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さて 1881年に私生児としてパリで生まれた
マリーは高校卒業後 画家を目指しました
そのころに描かれた初期のマリーの絵は ごく普通の絵です
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この学校で知り合った ジョルジュ・ブロックにより
強く キュビズムの影響をうけた絵を描くようになり
ひとつの画面の中に違う視点からの絵をかいています
キュビズムの創始者とも言われる
ピカソとも交友を深めましたので
こんな絵をしばらく描くようになりました
このころの恋人であった美術評論家ギョーム・アポリネールの影響も
とても 大きかったようです
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しかし 恋人が モナリザ盗難事件で誤認逮捕されて
しばらく離れた間に彼女は すっかり熱がさめてしまって
自分の世界をさがしだすことになります

1912年に開いた初めての個展が評判になって
ようやくキュビズムから 脱しますが
まだ 固さの残る感じの絵ですが30歳のころには
パリでも 新進画家として知られるようになりました

31歳のときドイツ人男爵と結婚して
ドイツ国籍となってしまい第一次世界大戦中は
フランスでは くらせなくて マドリッドやバルセロナで亡命生活をしていました
しかし この結婚もうまくいかず 1920年には離婚してパリにもどり
以後は パステルカラーの夢見るような画風をつくりあげ
売れっ子画家となりました
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ シャルリーデルマス夫人(1938)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

当時の社交界のご婦人の間では ローランサンに肖像画を描いてもらうことが
はやりとなりましたので さまざまな 肖像画を手掛けていますが
どの絵も パステルカラーの夢見るような色使いとタッチの絵です
彼女の色使いとタッチは 本当にロマンティックで
見ていてやさしい気持ちになれます
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彼女は晩年まで このスタイルを守り
舞台の背景画や衣装のデザイン 本の挿絵なども手がけて
マルチな才能を発揮しましたが晩年は
22年下のお手伝いさんを養女にして世間と少し
離れた感じで生活し独特の世界の創作活動をおこないました
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この展覧会は ローランサンの作品の収集で有名な
長野県茅野市蓼科にある 「ローランサン美術館」の所蔵品の一部を
展示したものでした

ゆったりとした空間で じっくりと見て回れて とてもよかったです
5月11日まで 開催しています
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by banban0501 | 2008-04-26 17:35 | マイ 美術館 | Comments(8)

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2008年 04月 17日
山下 清 展
3月の終わりに 山下清展をみに
デパートの一部にあるアート・ミュージアムへでかけてみました
人気の画家ですから 予想はしていましたが
狭い会場は 人でいっぱいでした
作品と作品の間は1メートルしか とってありませんから
どの作品の前も人がいっぱいで
なかなか ゆったりみるという訳には いきません
それでも 目をこらして 山下清の貼り絵の素晴らしさを堪能してきました

「はだかの大将」の映画やドラマであまりにも
そのスタイルが 印象的に残っていますが
着物をきて リュックを下げて ルンペン生活をしていたのは
若いころだけのようです

そのころの清さんのリュックや着物
また 彼があずけられていた「八幡学園」の先生との約束であった
放浪日記が 何冊も展示されていました

日記を読んでみると 読みやすい字で あの例の
句読点のない ずっと続くような文体で 事細かい
旅の出来事の描写や 気持ちがつづられていて
とても 面白かったです

兵隊検査を恐れて 「ルンペンになる」と決心して
学園を飛び出した清さんは 本当に
お茶碗ふたつ(ひとつはご飯 一つは お汁かおかず)
とお箸と着替えだけをリュックにつめて
寒い時は南 暑い時は北へむかって 物乞い生活をしたのですが
絵の道具は 一切持ち合わせず
すべての絵や貼り絵は 学園にぶらりともどったときに
記憶の中だけの作業で仕上げていったそうです

それも 何年もたってから 制作を始めることもあり
その記憶力は 素晴らしいものでした
こんな清さんを「サヴァン症候群」だとゆう説もあるようですが
本当に実際に絵をみたら 納得してしまいます
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山下清さんの製作中の写真なのですが
NHKの番組で この制作の様子を写したものをみましたら
考えられないような スピードで紙がちぎられ
ひとつ一つの紙の大きさも 貼る位置までもが
あらかじめ 清さんの頭にできあがっているとしか思えない
貼り付け方でした
それでもひとつの作品の完成には数週間を要したそうです

有名な「長岡の花火」の花火は 細い細いコヨリで表現されていますし
闇夜の黒は そばでみるとたくさんの色の変化をもっています

「自分の顔」などは肌の色の変化や背景の部分の貼り方も
変化があって フランスの印象派の画家たちが
油絵の具を塗り重ねて 世界は たくさんの色の集まりで
構成されていると理論して表現したものと共通するものを感じます
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清の放浪生活は実に14年の間に何度も繰り返されたのですが
後半は随分と世間にその名を知られるようになって
しまっていましたので ルンペンをするのではなく
お礼に絵をかくとゆう方法なども覚えてつかっていたようです

彼が制作のためにつかった紙もノリも当時のものは
材質もわるく 色あせたりはがれたりしてきている作品も
数多くあり 修復作業が行われています
どんな芸術作品も 修復は必要不可欠のようです

彼の才能を早くに見出したのは式場隆三郎さんで
清は この人とヨーロッパ旅行にいったときの作品も
数多く残していました
これらも 帰国後に作品になっていますが
とても緻密にできあがっていて これも驚きの作品ばかりでした
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そんな中で 点描で描かれた水彩画が強く印象にのこりました
いわゆるラッションペンと昔呼ばれていた先のやわらかいペンが
使われているのですが これは 墨と同じで
失敗したら やり直しがききません
油絵も貼り絵も 気に入らなければ 塗り直し 貼り直しができます
でも これは 不可能です
なのに なんとゆう正確さで 描かれているのでしょう
しかも ペンを置く間隔を調節して陰影や 質感をだしたりしています
本当に 驚いてしまいました
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もう こんな画家が日本に現れることは ないでしょう
1971年に49歳の若さで 脳出血で倒れて帰らぬ人となってしまいました

人間は言語を獲得して 文字や言葉をどんどん使っていると
言葉を自由に使えない時には発達していた
映像で記憶するとゆう能力が 後退してしまうのだそうです

知的障害のあったといわれる山下清さんですが
彼の頭の中には 素晴らしいと思った景色や
出来事が 一瞬のイメージとなって いつまでも
残って それを何年もたってから 表現してくれたのかもしれません

もう今はない 日本の風景を楽しんだ気持ちになる
山下清展でした
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by banban0501 | 2008-04-17 09:12 | マイ 美術館 | Comments(10)

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2008年 03月 03日
ムンク展 3 作品を飾るムンク
ムンク展にいって ムンクのいろいろな面をみることができましたが
これは ちょっと 面白いな・・・とおもった所を最後にご紹介します

ムンクは 作品を売らずに手元におき
自宅のアトリエに 出来上がった作品を並べることに
エネルギーをつかっていたようで
その配置について わざわざ デッサンまでしています
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この配置図に描かれているのは ↓の3作品ですが
真ん中の メタボリズムとゆう作品は とても 大きくてたて2mもあります
しかも 絵全体が木彫りの枠に納められて その枠にも意味があり
アダムとイブの間に木の根っこにあたるところには
骸骨が彫刻されていました 

どれも 男女の愛がテーマですが 男性よりも
女性の方が 愛を謳歌しているように思えます
それぞれ「灰」「メタボリズム」「吸血鬼」とゆうタイトルです
(写真をクリックすると拡大されます)
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私には 女性に無防備に従う愛し合う男女にしか みえませんが・・・
これも タイトルは「吸血鬼」で ムンクには 
とても大切な モチーフだったそうです
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ムンクにとっての女性の描き方には
かなりの法則が あり それは 着ているドレスの色があらわします
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この法則で いくつものモチーフで描かれるものは
男女の愛の 内面世界です
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ムンクの作品は 難解だと いわれますが
シンプルな表現の中に しっかりと人物の表情が 現れています
細部まで きちんと描き込まれたものよりも
象徴的ですから 悲しい 寂しい 誘惑的などなど 
案外わかりやすいところもありました

↑の写真の「声/夏の夜」の女性など
誘うような 表情なので 思わず 見とれてしまいます

何枚も何枚も絵の配置図をかき
自宅の四方の壁に 自分の作品を ずらりと並べる作業を
何度も 何度も 繰り返す作業に没頭しているムンクの姿の
写真なども展示されていて それらをみると
やはり 凡人には 理解できないものを感じます

最後にムンク75歳の誕生日に彼のアトリエでとった写真を
お気に入りを絵を お気に入りに並べて 微笑む紳士がムンクです
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実際に配置されたように 展示してあるスペースもあり
面白い ムンク展でした

3月30日まで 開催されています
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by banban0501 | 2008-03-03 07:16 | マイ 美術館 | Comments(0)

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2008年 02月 26日
ムンク展 2 明るいムンク
「叫び」に代表されるような ムンクの色調の絵画ばかりではなく
このムンク展には 装飾パネル画家としてのムンクの作品が
多く 展示されていました

それは ムンクのイメージを いい意味で壊してくれるものでした

下の写真は ムンクの絵のパトロンでもあった
眼科医のリンデ氏が 自宅の子供部屋の壁を飾る絵を依頼してきたので
ムンクは「生命」の表現を試みましたが
真ん中の絵が 子供の部屋には ふさわしくないなどの理由で
いったん 子供部屋に取り付けられたあと また 返品されたそうです
しかしながら どの絵も明るい色彩で 生命の輝きにみちています
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ムンクにとって愛し合う男女とか 女性の姿は
とても重要なモチーフですので 下の写真のようなものも
いろいろ描かれました
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星月夜は なんだかゴッホの絵を連想させるものでした

ムンクもゴッホの精神のバランスをうしなって
共に 精神病院に入院した経験をもっていますから
芸術家とゆうのは やはり 凡人とは 考えることが違うのかな?

様々な装飾パネルの依頼をうけて 下絵としてかかれた
彩色画 さらに それを油絵に仕上げたものと いろいろなパターンで
描かれた作品が 沢山あり 其の中でも
オスロ大学の講堂に今も パネルとして 飾られている
その 元絵は 大きくて 色彩の美しいものばかりでした
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もうひとつ オスロー市庁舎の壁画になる予定だった
労働者のモチーフの 連作は とても力強くて 
私の中のムンクのイメージを かえてくれる作品でした
下絵のデッサンも力つよいものでした
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完成の「雪の中の労働者」 その力強い筆のタッチや
色合いなど 実際にみたときのインパクトの凄さを
写真では お伝えできませんが・・・ 私はとても 気に入りました・
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そして 一番の お気に入り作品は これ「失踪する馬」でした
画面全面にむかって はしってくる構図の取り方も
雪道のまわりの様子も とても いいな・・・と思いました
とにかく 迫力のある絵でした
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このように ムンクの「叫び」のイメージばかり
頭に残っていましたから このムンク展にいったことは
本当に いい意味の 裏切りで よかったですよ~

次回は ムンク展のしめくくりで 自宅に自分の絵を飾ることに
こだわった 彼の一面と 
もう少しいろいろな作品をご紹介したいとおもいます
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by banban0501 | 2008-02-26 07:20 | マイ 美術館 | Comments(2)

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2008年 02月 21日
ムンク展 1 兵庫県立美術館 
最近の私のブログは 美術展ものばかりになってしまって!
申し訳?ありません~

でも 先日 「ムンク展」をみに
兵庫県立美術館にいってきましたので アップです

さっそく ムンクの作品を5点紹介です
この5点は ムンクの代表的連作の一部なのですが
ムンク展を見終わった出口のところに設置してあるPCから
自宅のPCや携帯に 画像をおくれるサービスをしてくれているものです
私もさっそく利用してPicture Trail 
ルービックキューブにしてみました



兵庫県立美術館は平成14年4月の開館以来
入館者が2月13日に400万人を突破しました

阪神淡路大震災からの「文化の復興」のシンボルとして建てられましたが
建築家安藤忠雄さんのデザインだと すぐにわかる建築です

とても 大きな美術館ですので よほど人が押し寄せないかぎりは
展示スペースが広くて ゆっくりと 見て回れます



この美術館のすぐそばは もう海ですので 同時に作られた
臨海公園と一体化した建物です
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海にむかって突き出た大きな コンクリートの屋根が 特徴ですが
これだけの大きさのコンクリートの屋根を 突き出た形で
施工するのは 大変じゃないか?なんておもってしまいました
それから 館内も コンクリートの打ちっぱなしなのですが
あちらこちらに ひび割れなんかも 目だっていて 
安藤さんの建築は 施工業者にとっては とても難しい建物だと
以前にきいたことが ありますので おもわず そんな視点から
建物も楽しんでしまいました

さて ムンクは 比較的新しいノルウェーを代表する画家です
生まれは1863年ですが 1944年83歳でなくなる近くまで
創作活動をして 作品を 売らずに 手元に置いて
自分の家の壁に 飾ることにこだわった画家だそうです

今回の展覧会も そのムンクのこだわりにスポットを
あてていましたので とても興味深く 見ることができました

ムンクといえば「叫び」が有名ですがこれは4点制作され
以前オスロのムンク美術館から そのうち1点が盗まれ2006年に
発見された事件は記憶に新しいところです
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↑の作品を 子供たちにみせて 自由にタイトルを考えさせたら
「あ~ かつらが 飛んでしまった!」と ゆうのが 一番多かったと
書いてあった ある アートディレクターの記事を読んだときには
思わず 笑ってしまいました

今回は この作品はありませんでしたが
この作品のモチーフの赤いうねるような空と
フィヨルドの湾の青いうねりに 斜めに入った橋の欄干の直線は同じで
そこにたたずむ うつろな人々を描いた「不安」と「絶望」がありました
これも いくつか 同じようなものを描いているそうです
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それから これも盗難にあった絵「マドンナ」ですが・・・
この絵の隅に描かれているのは 子供なんだそうです
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作品とゆうのは いろいろなモチーフを一人の画家の中で
構築されて 作られていくとゆうのも とても よく分かって面白かったです

叫びに代表されるような 独特の作風が あまりにも 有名になってしまって
難しい画風 陰鬱なイメージがつきまといますが
私は 今回 そのイメージを 変えることができて
出かけた甲斐がありました

次回は そのイメージを変えさせてくれた
作品をご紹介したいと思います
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by banban0501 | 2008-02-21 07:32 | マイ 美術館 | Comments(10)

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