人気ブログランキング | 話題のタグを見る

好きな旅行の話や 自分が興味をもったことをアップしています♪ 気になるカテゴリーからもどうぞ!
by banban0501
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
検索
カテゴリ
全体
始めまして・・ごあいさつ
ケアンズ
南イタリア旅行
NYの思い出アルバム
ニューヨークの思い出
アメリカ ラスベガス・ロス
イギリス・ロンドン
ドイツ・オーストリア話
スペインの思い出
南フランス
タイ 
長浜・彦根の旅
大塚美術館 & 鳴門
ベトナム
韓国釜山ソウル
韓国ソウル・春川・水原
中国 上海
中国 杭州と上海再び
中国 北京
中国 麗江
台湾旅行
台湾旅行 再訪
中国 香港
マカオ・香港の旅
チェジュ旅行
奈良 今井町
伊勢・志摩の旅
白浜 南部の旅
北陸 金沢 山中
奥飛騨
松本・安曇野旅行
長崎とハウステンボスの旅
ハウステンボスの旅 二泊三日
八カ岳 リゾナーレ
富士山と日光
東京旅行
豊川 岡崎
箱根旅行
横浜・鎌倉旅行
熱海 三島
名古屋旅行
瀬戸の旅
京都と琵琶湖・浜名湖の旅
長浜・彦根の旅
有馬温泉
京阪神ブラリぶらり
京都 八瀬と大原
クルーズ
健康
料理・食べ物の話
読んだ本
お金の話
映画
観劇
英会話
DIY 日曜大工 ミシン仕事
カバン作り
こども服
日々の記録・雑感
ちょっと驚いたこと
マイ 美術館
パソコンでお絵かき
パソコンで・・・・
スマホで
お勉強!
日本語ボランティア

遺品整理
断捨離
お役立ち情報
仕事関連
リホーム
キッチン リホーム
親指のトラブル
健康
介護
掃除の工夫
収納の工夫
未分類
最新のコメント
★ yasukon20 ..
by banban0501 at 11:08
おはようございます。 ..
by yasukon20 at 10:21
★ jan113fuzi..
by banban0501 at 22:27
こんにちは スリッパ 私..
by jan113fuzi at 16:05
★ rabbitjump..
by banban0501 at 13:43
あっ!私も欲しいです。 ..
by rabbitjump at 09:21
★ olive07k ★..
by banban0501 at 21:35
ご無沙汰し過ぎて ..
by olive07k at 08:07
★ japaney ★さ..
by banban0501 at 20:01
今後の更新を楽しみにして..
by japaney at 11:38
フォロー中のブログ
ニューヨークの遊び方
パリときどきバブー  f...
チョコットメモ記
小次郎じじ物語
折々の記
Rabbitjumpの草原
空の見えるベランダから
neige+ 手作りのあ...
ひとこと、ふたこと、みこと
ニューヨーク直行便 Ka...
日々の暮らし
~秋色紫陽花と暮らす日々~
本当に幸せなの?
気まぐれ日記
BABAうさぎの奮闘記 ...
ふうちゃん にっき
元気ばばの青春日記 気持...
はあと・ドキドキ・らいふ
OURHOME
やっぱり旅が好き♪
片付けたくなる部屋づくり
☆FREEDOM☆
さかえのファミリー
その日・その日
メルボルン美味しい生活
ブロ友パソコン相談室
FU-KOなまいにち
アメリカからニュージーランドへ
シンプルで心地いい暮らし
ごまめのつぶやき
はりねずみの日記帳
元気ばばの青春日記 気持...
白×グレーの四角いおうち
pink pinko life
uri's room* ...
ivory*
クラシノート
片づけで、すっきり暮らし
ほぼ100均で片付け収納に挑戦
檸檬
ひまづくり日記(50歳か...
彩りあふれる暮らしづくり
大切な日々
はたけのおばちゃん
外部リンク
ひとりごと
自称 記録魔
自分のために
記録して残して
おきたいことを
時々 更新です
以前の記事
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
more...
タグ
(201)
(199)
(124)
(111)
(106)
(105)
(104)
(93)
(55)
(38)
(36)
(32)
(30)
(23)
(22)
(20)
(20)
(18)
(18)
(15)
(13)
(11)
(8)
(7)
(5)
(5)
(4)
(4)
(3)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
ブログパーツ
  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
最新の記事
ニトリで メルカリで レモン..
at 2024-03-23 08:00
断捨離 床下収納庫掃除 紫陽..
at 2024-03-16 08:00
業務スーパー チラシ寿司 無..
at 2024-03-09 08:00
換気扇掃除 キッチンリセット..
at 2024-03-02 08:00
100ポイント 梅 確定申告 
at 2024-02-24 08:00
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
2008年 09月 12日
佐伯祐三展
大阪市立美術館佐伯祐三展をみにいってきました
この美術館は大阪の南 天王寺公園内にあります
小高い丘の上にたつ美術館から前をみると 通天閣もみえ
通天閣から この美術館あたりをみると
背後に大きな池がある こんもりした森になっているのがわかります
この森の部分が 茶臼山古墳と「慶沢園」という庭園になっていて
この庭園も 古墳も もとは住友の土地であったのですが
1925年に美術館を建てる約束で大阪市に寄贈されたそうです

天王寺公園内は 昔は
ホームレスのたまり場で 大音響でカラオケをする声など聞こえ
それは それで 面白い場所だったのですが 150円の入園料をとることで
嘘のように整備されてとても 綺麗です
日本で3番目に古い 天王寺動物園とともに 市民の憩いの場所となっています 
美術館 動物園にいくだけなら 入園料なしの道があります
佐伯祐三展_a0084343_1656644.jpg

住友家本邸のあった場所に建てられた美術館は
1936年に開館したことからもわかるように 
建物内部はとてもクラシックで 近年地下展示室も増築されたときに
綺麗にお化粧なおしされていながらも 昔ながらの美術館の良さをのこして
落ち着いた雰囲気です
収蔵品も多くあり とくに東洋美術の収蔵品はとても多く
常設展は 300円でみれます

さてこの美術館の特別展が 佐伯祐三展だったのですが
佐伯祐三は パリの街並を描いて わずか5年ほどの間に
500点以上の多くの作品を残しました
しかし 結核のために
パリで 30歳で死をむかえてしまった 画家です

彼の写真と 東京美術学校を卒業するときに描いた自画像です
写真の雰囲気がそのまま絵に表現されています
佐伯祐三展_a0084343_1617791.jpg

佐伯祐三展_a0084343_16571074.jpg

学校を卒業後 実家の援助をうけて 
同じ大学で しりあった 妻 米子さんと パリに勉強にいった直後
自信をもって描いた 裸婦の絵を
フォービズムの巨匠ヴラマンクにみせると 
「この アカディミック!」と 酷評されてしまうことから
佐伯祐三の 苦悩が 始まったそうです

その酷評された 裸婦の絵も展示されていましたが
私には 「アカディミック」と言われる意味すら わかりませんでした(笑)

一時期 すっかり自信をなくした佐伯でしたが
ユトリロの影響をうけて 好んで パリの街の風景を描き
彼独自の 作風を築きあげていきます

代表的作品の中で 私が きにいった絵です
画面の中で描かれる 広告の文字や イスやテーブルの面白さが
彼の絵の特徴のようです
佐伯祐三展_a0084343_21584533.jpg

佐伯は メニエル氏病を患っていたとかで なんとなく
傾斜しているのが また いい雰囲気になっています
佐伯祐三展_a0084343_16583396.jpg

一か月分の仕送りで買ってしまった人形の絵ですが
この絵は 完成途中のようにも みえます
佐伯祐三展_a0084343_16595748.jpg

佐伯は とても 速筆の画家でしたので その制作過程は
ちょっと 普通の画家とは 違っていたようです
現場で描いたのだという説や 現場では持ち運び可能な大きさのキャンバスにかいた
下絵までで本格画は アトリエで 描かれたとか いろいろ言われています

なぜ いろいろな説がでたのかといえば
最初発表された 彼の作品には デッサンや下絵が ほとんどなかったそうです

ところが 没後 70年もたってから
100点以上の 佐伯祐三の作品が発見され
その中には たくさんの デッサンや下絵が 含まれていたことから
それまでの 作品の真贋問題が 浮上したという
いわくつきの画家になってしまいました

はじめに発表されたパリ時代のものは 妻の米子が
売れる絵にするために 加筆して 売った絵と 言われていて
のちに発見されたものは 佐伯自身が 米子から離れ
死をむかえるまで すごした友人のアトリエで制作したものや
自身が所有したままだったものだとされています

佐伯は 最後は 精神を病んでブローニュの森で行き倒れていたところを
保護され 精神病院へいくことにもなるのですが
なくなる前に 金銭的援助をうけパリで世話になった日本軍人に
その対価として送ったものが のちに発見された 絵となるわけです

佐伯がなくなってから70年もたって その絵を贈られた軍人の
遺族が倉にあった絵を住んでいる市に寄贈しようとしたのですが
この時点で佐伯の絵には 億という値段がついていましたので
新たに 100点以上の絵がでてきたことは 大問題です

そんな事情から真贋問題がでてきたというわけです
一時帰国したときに アトリエをもった下落合の風景は
佐伯のオリジナル作品であることは 間違いないのだそうですが
パリ時代のものには 米子加筆の疑いのものもあるそうです

こうなると どれが 本物なのか だれのいい分が正しいのかも わかりません

亡くなる前は 絵筆も握れない状態だったそうですが
友人には かねてから 
「30歳で死ぬだろうから 残された時間がないから 
死に物狂いで描かねばならない」といっていたといい 
絵筆をにぎることのできた最後の三か月で100点の絵を仕上げたそうです

最後の展示室には このころの作品があり
有名な「郵便配達夫」の絵もあり圧巻でした

佐伯が結核で他界して2週間後には やはり結核で
幼い娘が なくなってしまい 米子さんは 二人の遺骨をもって
帰国したそうです
なんだか 悲しい 画家です

神様から 与えられた才能を 一瞬に開花させて
夭逝していった画家なのだな・・・と思うと ちょっと切ない気持になりました

10月19日までの特別展です
真贋問題は さておき 建物と広告の文字がおどる佐伯のモチーフは
とても ユニークで 彼独特の世界を楽しめます
by banban0501 | 2008-09-12 17:00 | マイ 美術館 | Comments(14)
Commented by ririko628 at 2008-09-17 18:01
をを(^O^)

ここにいかれたのですね~
今回の 関西旅行でも どこか行こうかと思ってましたが
けっきょく 16日は 豊中の友達と ランチでおしゃべりに花が咲いてしまい
あっという間に 伊丹空港行きのバスの時間となりました


天王寺にいって ここをみて 串カツを食べる・・・
うーん 来月の大阪旅行は そうしようかな(笑)

Commented by banban0501 at 2008-09-18 07:09
ririkoさま おかえりなさい!大阪の新名所 天満の「繁盛亭」にもぞうぞ!これも お勧めスポットです 新作落語も 上方落語の古典も ともに楽しめるところです~「ちょっとお知らせ」で以前とりあげていますよ♪
Commented by semineo at 2008-09-19 00:45
こんばんは
佐伯祐三物語を読ませて頂いて、とても良く理解できました。
暗い絵だな~と思っていましたが、やはりという気がします。
有名な郵便配達はおなじみですが、
どの絵もどっしり感があり、雰囲気の伝わる絵ですね。

banbanさんはいつも詳しく書いて下さるので、とても楽しみなブログです。
大阪市立美術館、素晴らしいですね。
Commented by banban0501 at 2008-09-19 07:34
semineoさま 佐伯祐三の生きる姿勢とは まったく違いますが 山下清さんと共通した 天から与えられた才能という言葉を感じる絵でしたよ
でも 悲しい運命の人だと 調べてみたらわかったので ついついご紹介したくなりました また 興味をもったこと ブログにアップしていきたいと思っていますが世の中面白いことありすぎて・・・・(笑)
Commented by ひまわり at 2008-09-19 21:56 x
佐伯祐三展見させてもらいました。
このような画家のいた事、初めて知りました。
色々勉強になりました。ありがとう。
Commented by banban0501 at 2008-09-19 22:31
ひまわりさま 1920年代のパリの街に取り憑かれた 日本人画家がいて 短い生涯で 与えられた才能で 独自の作風を後の世に残したことが やはりすごいな・・・と思いますよね この展覧会 評判のようですよ!
Commented by toshi-watanabe at 2008-09-20 09:20
天賦の才能を持ちながら若くして夭折した
不運の佐伯祐三、作品は何度か本や雑誌で
見たことがありますが、
実物の作品を目にしたことはありません。
作品展を鑑賞し、画家が描こうとしたことを
思いめぐらすのも楽しいですね。
Commented by banban0501 at 2008-09-20 11:41
toshi-watanebeさま 実際に絵をみてみると 佐伯祐三の絵の具の使い方や タッチの様子がわかり 写真でみるのと また違った印象になります watanebaさまが 仏像を実際にみて 質感を感じるのと 同じでしょうね~ そして 音声ガイドは 欠かせませんよ(笑)
Commented by juju3291 at 2008-09-21 06:52
★元気ばば★
絵のことはまったくわからないのでコメントできないけれど・・・・
通天閣の界隈は行ったのですが、びっくりです。
独特の雰囲気です。
Commented by banban0501 at 2008-09-21 11:16
☆元気ばば☆さま この美術館前の遊歩道をまっすぐ歩くと すぐに通天閣界隈にでるのですよ 遊歩道の終わりが あの独特の世界なので 落差がすごいです だから 昔 この公園のホームレスの青いテントがいっぱ0になったのでしょうね~ 今は 面影もなく 入れないよう背の高いフェンスが ぐるりをおおっています!
Commented by anello63 at 2008-09-22 16:12
名前も聞いたことがあるし「郵便配達夫」の絵も見たことがあるけれどこの人の作品というのも知りませんでした。(汗)
暗い絵が多いけれど決してキライな絵ではありません。
もっと見たいような気もします。
詳しく説明してくれたので面白かったです。
Commented by banban0501 at 2008-09-22 17:44
★anello63さま 佐伯祐三の名前は 以前からしっていましたが とにかく郵便配達夫の絵をみたくて いきましたら それよりも面白いものをいっぱいみることができてうれしくなりました ユトリロの絵が好きでしたが同じ日本人の目線でみたときに気になる広告の文字を絵にいれてしまうなんて すごい!って思いました やはり天才ですね~ いつかチャンスがあったらご覧くださいね~ 
Commented by arisant3t at 2008-09-25 21:00
アリですこんばんは~
拙いブログへお越し下さりありがとうございました
兵庫にお住まいなのですね
大阪といえば通天閣ですよね
美術館へ行って自分を磨くのもいいですねー
こちらは最近民間の方が経営する中村美術館
という凄いところが出来たのですよ
私の家族が一人大阪に住んでいます
一度そちらへ行ってみたいと思っています
Commented by banban0501 at 2008-09-26 07:40
☆arisant3tさま ご訪問ありがとうございます 大阪生まれの大阪育ちの大阪人種です(笑) いろいろなことに アンテナ立てて あちらこちらにいってますよ♪ 中村美術館の所蔵品 興味がありますね~ また よかったら ブログで ご紹介くださいね!!
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。


・・・・TOPに戻る・・・・
<< おくりびと ベトナム料理 >>