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2008年 02月 21日
ムンク展 1 兵庫県立美術館 
最近の私のブログは 美術展ものばかりになってしまって!
申し訳?ありません~

でも 先日 「ムンク展」をみに
兵庫県立美術館にいってきましたので アップです

さっそく ムンクの作品を5点紹介です
この5点は ムンクの代表的連作の一部なのですが
ムンク展を見終わった出口のところに設置してあるPCから
自宅のPCや携帯に 画像をおくれるサービスをしてくれているものです
私もさっそく利用してPicture Trail 
ルービックキューブにしてみました



兵庫県立美術館は平成14年4月の開館以来
入館者が2月13日に400万人を突破しました

阪神淡路大震災からの「文化の復興」のシンボルとして建てられましたが
建築家安藤忠雄さんのデザインだと すぐにわかる建築です

とても 大きな美術館ですので よほど人が押し寄せないかぎりは
展示スペースが広くて ゆっくりと 見て回れます



この美術館のすぐそばは もう海ですので 同時に作られた
臨海公園と一体化した建物です
ムンク展 1 兵庫県立美術館 _a0084343_12171928.jpg

海にむかって突き出た大きな コンクリートの屋根が 特徴ですが
これだけの大きさのコンクリートの屋根を 突き出た形で
施工するのは 大変じゃないか?なんておもってしまいました
それから 館内も コンクリートの打ちっぱなしなのですが
あちらこちらに ひび割れなんかも 目だっていて 
安藤さんの建築は 施工業者にとっては とても難しい建物だと
以前にきいたことが ありますので おもわず そんな視点から
建物も楽しんでしまいました

さて ムンクは 比較的新しいノルウェーを代表する画家です
生まれは1863年ですが 1944年83歳でなくなる近くまで
創作活動をして 作品を 売らずに 手元に置いて
自分の家の壁に 飾ることにこだわった画家だそうです

今回の展覧会も そのムンクのこだわりにスポットを
あてていましたので とても興味深く 見ることができました

ムンクといえば「叫び」が有名ですがこれは4点制作され
以前オスロのムンク美術館から そのうち1点が盗まれ2006年に
発見された事件は記憶に新しいところです
ムンク展 1 兵庫県立美術館 _a0084343_12223595.jpg

↑の作品を 子供たちにみせて 自由にタイトルを考えさせたら
「あ~ かつらが 飛んでしまった!」と ゆうのが 一番多かったと
書いてあった ある アートディレクターの記事を読んだときには
思わず 笑ってしまいました

今回は この作品はありませんでしたが
この作品のモチーフの赤いうねるような空と
フィヨルドの湾の青いうねりに 斜めに入った橋の欄干の直線は同じで
そこにたたずむ うつろな人々を描いた「不安」と「絶望」がありました
これも いくつか 同じようなものを描いているそうです
ムンク展 1 兵庫県立美術館 _a0084343_15223229.jpg

それから これも盗難にあった絵「マドンナ」ですが・・・
この絵の隅に描かれているのは 子供なんだそうです
ムンク展 1 兵庫県立美術館 _a0084343_15352862.jpg


作品とゆうのは いろいろなモチーフを一人の画家の中で
構築されて 作られていくとゆうのも とても よく分かって面白かったです

叫びに代表されるような 独特の作風が あまりにも 有名になってしまって
難しい画風 陰鬱なイメージがつきまといますが
私は 今回 そのイメージを 変えることができて
出かけた甲斐がありました

次回は そのイメージを変えさせてくれた
作品をご紹介したいと思います
by banban0501 | 2008-02-21 07:32 | マイ 美術館 | Comments(10)
Commented by ajisai-junko-mama at 2008-02-22 02:01
ムンク・・・学生時代とても印象が強い画家でした。
久しぶりにbanbanさんのお陰で再会出来ました~^^
ありがとうございます。

ピクチャートレイル、exblogでは、上手く使えないのに、良く出来ましたね?不具合は発生しませんでしたか?

それにしても、<かつらが~!>には、笑いました^^
子供は素直な感想をしますものね。
Commented by banban0501 at 2008-02-22 07:29
ajisai-junkoさま 画学生として いろいろな 画家のお勉強さらたのですね!私が ムンクのことをしったのは 恥ずかしいのですが 最近なのですよ すきな絵は 印象派の絵ばかりでしたからね・・・でも 今回の展覧会で 見方がかわりましたよ!「かつら~」の子供たちの素直な声をムンクが聞いたら なんとゆうのでしょうね(笑)
Commented by toshi-watanabe at 2008-02-22 14:29
難しい絵ですね。
実物の作品を見たことはありません。
ムンクは恵まれない生い立ちの画家だったとか。
Commented by banban0501 at 2008-02-22 15:56
toshi-watanabe さま ムンクの生い立ちについては 詳しくしりませんが 母親や姉を病で早くになくしているので いつも死の影におびえていたと いわれています なので 作品にも 姉の死に関するものが 多くありましたよ~
Commented by semineo at 2008-02-22 21:27
こんばんは~

ムンクの叫びはオスロの美術館で見ました、その直後に盗難にあったので、もうびっくりしました。

美術館ではムンクの部屋に何点も惜しげなく展示してあり、目を近づけて見ることもできました。

子供の感じる題名には笑えました、面白いですね~
神戸美術館の自宅に画像を送れるサービスは素晴らしいですね。
どこもそんな粋な計らいが欲しいものです。
楽しませて頂きましたm(__)m


Commented by banban0501 at 2008-02-23 11:25
semineoさま オスロのムンク美術館には ムンクの自宅を再現したような 展示スペースがあると 案内書にかいてありましたから それをご覧になったのですね このムンク展では ガラスがどの絵にも おおってありましたが すぐ近くまで いって 筆使いなどもみることもできましたよ~ ゆったりと鑑賞できるのが 神戸市立美術館のいいところでした それに 画像をおくれるサービスの 他のところでも 是非やってほしいものですよね!また 続きをアップしますので もう オスロでごらんになったものばかりでしょうが よかったら 楽しんでください 
Commented by ririko628 at 2008-02-24 13:58
いや~ 回転する絵には びっくりしました。ブログにも載せられるのですね~。
画像を送れるというサービスも嬉しいですね。画集うれなくなっちゃいそうですが(笑)

ヨーロッパは 美術館と博物館が多くて安い(無料のも多い)ので あちこち行ってきました。でもやっぱり大英博物館は すごかったですね~。
難点は、表記されているコメントを読めるほどの語学力がないことです(汗)
Commented by banban0501 at 2008-02-24 16:33
ririkoさま 以前 オランダにいったことがありのですが 沢山の美術館があり しかも無料で開放していましたから 多くの画学生が 模写の勉強をしているのを見かけました 日本じゃ 考えられない風景ですよね 文化の土壌の違いをかんじたものです 英語力がないと 説明が よく分からないのも 同感です!picture trail とても便利ですが フリーで使える容量にも 制限があるのですよ~
Commented by れいるどっぐ at 2008-03-03 00:27 x
きょう所用で美術館の前を素通り致しました。。。

めちゃ気になる~(悶
Commented by banban0501 at 2008-03-03 07:40
れいるどっぐさま お久しぶりです 忙しいのですね~ 美術館の前に 大きな ムンクの「不安」のポスターが 掲げられていたでしょう?ちょっと時間が あれば 覗けたのに 残念ですね!
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